競輪入門デート

競輪は、協力しながら駆け引きするライン戦に注目

ハジメテ君: ねぇ、マリさんはひんぱんにインターネットで競輪の車券を買っているそうですけど、そもそも競輪ってどんなスポーツなの?

マリさん: 基本的には7または9人の選手が自転車に乗って、バンクと呼ばれるすり鉢状のコースで2000m(レースによってはそれ以上)の距離を争う競技のことよ。いかに早くゴールするかが求められるけど、タイムトライアルじゃないの。ただ、レースごとに決められた時間内にゴールしないと、賞金が半分に減っちゃうのよ。

ハジメテ君: ふーん。で、マリさんが競輪にはまる理由って何ですか?

マリさん: んー、やっぱり「2~5人の選手たちが隊列を組んで駆け引きするライン戦」かな。
競輪はね、ほかに類を見ないほどダイナミックなレース展開が特徴なんだけど、その展開を左右するのがライン戦なのよ。あのせめぎ合いは、見ているだけでゾクゾクするわ。

マリさん:ライン戦はレース展開を左右する
重要なポイント

ラインが勝利のカギ

競輪選手がレースで見せるスピードは、時速70km以上にもなるわ。でも、同時に大きな空気抵抗の影響を受けるから、普通に走ると体力を消耗しやすいの。

誰かの後ろで走れば、風の抵抗が少なくなって体力の消耗を抑えられるけど、そのぶんゴールまでに追いつけなくなるかもしれない。そこで考えられたのが、2~5人の選手たちが即席で隊列を組んで走るラインなのよ。

また、レース中はいくつかのラインができるんだけど、自分のラインが先行していればいるほど、自分が1着になる確率が高くなるから、風の抵抗を知りつつ前に行く選手も、後ろで体力を温存している選手も、お互いに自分のラインが先行できるようにライバルのラインと駆け引きするのね。

例えば後ろのラインが前のラインを追い抜こうとしたり、それを前のラインにいる選手がブロックしたりするの。これがライン戦よ。ライン戦を有利に進めることが勝利への近道ってわけ。

ハジメテ君: ラインが奥深いってことは分かりましたが、それだけラインを予想するのが難しくなるんじゃないかなぁ?

マリさん: 多くの専門紙や競輪場のホームページ、オッズパークのサイトでは、このラインやその構成について、掲載しているケースもあるわ。また、レース前の選手紹介、いわゆる「脚見せ」でも、選手たちはレースと同じラインで周回するので、予想の参考することができるから、心配しないで!

ハジメテ君: ところでマリさんは、どうして競輪に興味を持つようになったの?

マリさん: 初めてお父さんに競輪場に連れていってもらったときに、「捲り狼【まくりおおかみ】」こと神山雄一郎選手を見たからかな。生涯獲得賞金額や現役最多勝数の記録を更新中の競輪選手よ。ちなみに、この異名は古舘伊知郎さんが実況でそう呼んだことから付けられたの。
神山選手は、現在のGI6レース制となってからの競輪の歴史の中で、史上初めて特別競輪全冠制覇(グランドスラム)を達成したのよ。また、保持してるGI16勝という記録は、競輪界史上最多記録なんだから。
競輪はオリンピック種目にもなってるんだけど、神山選手はそこでも活躍していて、2度もオリンピックに出場したことがあるのよ。
選手の出身地や、同じ苗字や年齢なんかで、競輪に興味を持つ人もいるみたいね。

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